2015年11月 7日 (土)

攻めの経営を実現するためのクラウド会計

ひとりでビジネスをしているインディペンデント・コントラクター(IC:独立業務請負人) だからこそ、freeeやMoney Fowardなどの安価な「クラウド会計」は役に立つのではないか。
 
これを自ら挑戦し、ICにとって最適な自計化を果たしたIC協会広報委員 中村貴彦(プロミッション 代表)が11/5のセミナーで導入までの体験談を語った。
 
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きっかけは、起業当時から依頼していた会計士の引退宣言。決算直前だった中村はあわてた。夏に紹介された20代の税理士高橋俊介にすぐ連絡をとると、これが結果的に一気にクラウドによる自計化を加速させることになった。もともと自分ではfreeeを導入していたが、さらに税理士とfreeeでデータを共有し、月次でしっかり数字の状況を把握できる体制を整えた。
 
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以前より、ITによるICの効率化に力を注ぐ中村。領収書のデータ入力も「STREAMED」というアプリで自動データ化し、自分で伝票の入力は一切行わない。銀行もクラウド会計に対応しているジャパンネット銀行に口座を開設した。
 
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「クラウド会計による自計化のメリットは多い。中でも年度末に多くの時間を割かずにすみ、精神的に追い込まれる苦痛が無くなったことが、何よりも幸せ」と中村は語る。また「お金」の見える化により、自信を持って何にいくら使うかを判断できる、攻めの経営に転じることができたという。

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クラウド会計による自計化を後押ししたのが高橋会計事務所の高橋俊介税理士だ。中村のITリテラシーと会計への積極的な姿勢が、クラウド会計の導入を成功させたと語る。
 
そもそも会計は何のために行うのか。一番の目的は、数字を明確にして経営管理を行うためだと高橋税理士は強調する。経営管理とは、次の打ち手を数値から考えて計画的な投資と納税を行い、経費削減と節税のバランスをとることである。
 
高橋税理士は中小企業の自計化を推進する。 その理由として以下の点をあげる。
・ オンタイムの業績管理が可能
・ 金融機関からの信頼性が上がる
・ 書面添付が可能
・ 税理士からのアドバイスが受けやすくなる
安価なクラウド会計は、これを果たす有力なツールになる。
 
ちなみに、耳慣れない「書面添付」とは、申告時に税理士が税務の専門家として計算等した事項について意見書面を添付する制度。つまり、提出する申告書・決算書を正しいことを税理士が保証する制度である。意外と知られていないので、興味がある方は、依頼している税理士に確認してみるとよいだろう。
 
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一方デメリットとしては、「経理処理として間違えていることに気づかない」、「消費税法上の摘要の要件を満たせない」などを挙げる。ここは専門家である税理士と確認・調整しながら対応していくことが可能である。
 
クラウド会計導入を果たしたICの中村の話と、そのメリット・注意点をわかりやすく整理した高橋税理士の講座に、参加者の多くが熱心にメモをとっていた。
 
また、この日はマイナンバーについても解説。IC協会会員で中小企業診断士の中畑 慎博(原価の道場 代表) が、番号は 「個人」と「法人」に番号を割り当てられ、社会保証や税、災害対策の手続きに必ず必要になること、個人事業主は「個人」扱いであることなど、を説明した。
 
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ビジネスの環境の変化に対し、自らが柔軟に対応することが必要なICにとり、話題のキーワードの最新状況を知る貴重なセミナーになった。
 
(懇親会)
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毎回終了後に開催される懇親会では、セミナー会場近くの「焼きはまぐりる」で舌鼓を打ちながら、IC同士の近況報告が行われた。
(IC協会 常務理事 小林利恵子)
 
■アンケート
・中村さんの体験談を高橋先生がフォロー、解説するスタイルがとても良かったです。
・会計関係のシステム等の変化が早いので、定期的にこのようなセミナーを実施して欲しいと思えるセミナーだった。
・旬の情報をおさえることができて良かったです。ありがとうございました。
・丁度freeeの導入を真剣に考えていたところだったのでタイムリーでした。更に経理の基本を思い出せて良かった。
・クラウド会計については全く無知でしたが、良い点も悪い点も知ることが出来、自社でも活用出来たらいいと思っていますマイナンバーについて具体的にどうしたら良いのかをイメージする事ができました。
・クラウド会計、攻めの経営、マイナンバーについて、知りたかった事を知ることができた。特にクラウド会計の便利さ、変動P/Lの考え方が参考になった。
・自社の会計処理を見直すきっかけになった(意外としっかりやっていたことが分かった)
・いつも有益なセミナーを企画頂き、ありがとうございます。
・IC協会のセミナーはいづれも面白く参考になり、ほとんどのセミナーは参加したく思います。
 
■インディペンデント・コントラクター協会 

2015年10月16日 (金)

税理士が待ちこがれていた「クラウド会計にぴったりの人」

IC協会の広報委員を担当するプロミッション 中村貴彦さんのクラウドサービスの活用を前提に今年から会計業務を支援することになった税理士の高橋俊介先生に登場いただきます。

高橋先生にとっても初の安価なクラウド会計サービスを通じた会計支援ということで、導入のポイントや今後の可能性などの話を伺いました。
 
小林:税理士の方は、安価なクラウド会計サービスを活用することにあまり積極的でないと聞きます。
 
最初、プロミッションの中村貴彦さんから
「freeeなどによるクラウド会計を導入したい」
と相談をうけたとき、正直どう思われましたか?
 
高橋:中村様には失礼なお話ですが「幸運」と感じました。
 
小林:え、そうなんですか?
 
高橋:後述しますがクラウド会計にはメリット・デメリットがあります。
 
導入する企業の
(1)ビジネスモデル
(2)ビジネス規模
そして、
(3)導入担当者の経理への興味、
などの度合いによって、全く異なる姿になります。
 
小林:ぜひそのあたりを詳しく伺えますか。
 
高橋:税理士としては、メリットがある以上feeeやmoney fowardは今後取り組みたいソフトです。けれども、残念ながらこのソフトにぴったりと当てはまる方と出会えていない状況でした。
 
中村さんは、ITに詳しく、経理を積極的に学ぶ姿勢があるので、うまくメリットを享受できる方なのです。ようやく出会えたと感じました。
 
小林:運命の人だったんですね(笑)
 
中村さんは、ITを活用した業務改善や新規事業開発の実績が豊富なので、ITに詳しく経営的な数値にも強い、しかもインディペンデント・コントラクターとして、一人で複数の企業と仕事をしています。先の3つの条件が整っていたのですね。
 
今回、インディペンデント・コントラクターがクラウド会計を導入し、今後どのような可能性を感じますか?
 
高橋:期待する可能性は2つです。
 
(1)インディペンデント・コントラクターが増えること
(2)インディペンデント・コントラクターが幸せになるツールとなること
 
小林:まるでインディペンデント・コントラクター協会のミッション(インディペンデント・コントラクターという働き方を普及するをPRしていただいているような感じですね。ありがとうございます。
 
そうはいっても、誰もが導入できるわけではないと思うのですが、どのような事業や人に適していると思いますか?
 
中村貴彦さんは「簡単だよ」とおっしゃるのですが、絶対そんなことないと思うんですよね(笑)
 
高橋:安価版クラウド会計をお薦めしたいのは、下記のような素養のある方です。
・インディペンデント・コントラクターとして生きる決意のある方
・ITへの抵抗が無く、変化に積極的な方
・「正しい」ことを積極的に調べる方
・経理に詳しい方 若しくは 税理士(専門性の高い人)とつながりのある方
 
逆に、
・小売業、飲食店業のように、不特定多数の方と現金で頻繁に取引される方。
・人材派遣業や流通業、個人少額サービス業など、従業員が多数必要な方。
・メーカーなど原価計算や在庫管理が重要な方。
 
こういった方は、クラウド会計のメリットを活かしきれないので、あまりお勧めしません。
 
小林:独立した人がどこでも快適に仕事をするにはITを使うことは避けられませんし、常にかなり積極的に学ぶ姿勢も必要です。ンディペンデント・コントラクターとして活躍するために持っておくべき素養があれば、大丈夫なのかもしれませんね。
 
「インディペンデント・コントラクターが幸せになるツールとなること」についてもう少しお話を伺えますか?
 
高橋:日本の税金は「会社」という組織に大部分の責任が任されてきました。
 
会社は、個人を雇用し、給与を支払、源泉所得税と年末調整という仕組みを通して、その個人の収入と税金計算に責任を持ちます。
 
これは個人としては楽ですが、代わりに「自由」と「能力発揮」「お金を考える機会」を犠牲にしています。
 
小林:確かに会社員の時は、税金などはほとんど意識しませんでした。
 
高橋:私は、個人がお金のことを理解し、自らの意思で決断しながら、能力を最大限発揮できる環境に身を置くことが、労働において最も重要だと考えています。だから、私はインディペンデント・コントラクターという考え方・働き方に共感し、もっと増えたほうが良いと考えているのです。
 
小林:とても勇気づけられる言葉です。
 
高橋:ただし気をつけなければいけないのは、会社員と異なり、インディペンデント・コントラクターは、自分の収入と税金について、自分で責任を持たなければいけない、ということです。
 
会社からお金をもらって生活をする、それは同じなのに、全く異なる責任も発生します。
 
クラウド会計によって経理が楽になれば、その責任を果たせます。むしろ、クラウド会計によって自計化が果たせれば、サラリーマンと違い、収入も支出も、明確に数値化できるのです。楽に責任を果たし、そこで作成した会計が、人生を豊かにするツールになってほしいと期待しています。
 
小林:良いことばかりのようですが、気をつけておいたほうが良いことも教えていただけますか。
 
高橋:クラウド会計はまだまだ発展途上です。
そして、会計が「楽」になるというメリットと、会計処理が「適当」になるリスクが存在します。
 
小林:リスクは特にどのような点ですか?
 
高橋:会計処理には最低限抑えるべき会計基準(ルール)があります。

この会計基準というものは、税務上はもちろん、経営ツールとしても実はとても大切です。

その点、クラウド会計の
・入出金という「現金の動き」をベースにした会計処理
・自動取り込み機能による、摘要(入出金の相手先や取引内容メモ)の不完全性
は一歩間違えると、途端に会計基準から外れる原因になってしまいます。
 
小林:そのあたりのお作法は、やはりプロの方と一緒に導入しないとわからない点ですね。
 
高橋:確かにクラウド会計は、初心者でも使いやすいソフトですが、決して経理を知らなくても使えるソフトではありません。
 
その点を理解し、正しい会計基準を上手に情報収集しながら、うまく使いこなせるよう向上心を持って取り組む。状況に応じて税理士を活用していくのが、これからの会計だと私は考えています。
 
小林:クラウド会計を単純に「だれでも簡単に導入できて、低コストで会計処理ができる」というふうには考えないほうがよさそうですね。

自らもITを活用し、会計についての情報感度を高めることで、会計の効率化を図るだけでなく、経営に欠かせない数字力を高めていくことができるのかもしれません。

高橋先生、とても勉強になりました。ありがとうございました。
 
話者:高橋俊介(税理士)、聞き手・文:小林利恵子(opnlab/IC協会 常務理事)
 
■関連セミナー:
開催日:11/5(水)
スピーカー:中村貴彦(プロミッション/IC協会広報委員)高橋 俊介高橋会計事務所・税理士)
 
<プロフィール>

高橋会計事務所
高橋 俊介(税理士・株式会社MAST代表取締役)
フリーランス事業者・小中規模法人を中心に、必要な情報を、最適なタイミングで積極的に提案する提案型税理士。
 
1986年東京生まれ(29歳)。立教大学法学部卒業後、株式会社インテリジェンスに入社。キャリアコンサルタント、医業向け人材紹介部門立上に従事し、社内MVPを受賞。
 
2011年4月より、高橋会計事務所にて、中小企業の経営支援に従事。従来の記帳代行・申告代行のみの税理士サービスに疑問を感じ、Bain & Company出身のコンサルタント達とコンサルティングネットワークを構築。
世界トップレベルのコンサルティング手法を学び、ベンチャー企業から大企業へと進化していく際のあらゆる問題解決に携わる。同時に、税理士ネットワーク㈱TKCに入会し、中小企業の 経営危機改善や長期的成長支援を経験。
 
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2015年10月14日 (水)

プロワーカーの「経営力」を高める会計の見える化(後半)

小林:記事の前半では、クラウド会計導入の効果をお話しいただきましたが、後半では導入時のポイントを聞いていきますね。
 
高橋さんのようなITに強い会計士さんをどのようにみつけたのですか?
 
中村:見つけたというよりも、私が要求したクラウド会計に柔軟に対応してくれたのが税理士の高橋俊介さんだったのです。
 
もともと自分のクライアントがお世話になっている会計士さんでした。その方が偶然近所に住んでいて、さらに前職で同じ会社でもあったりと、何かとご縁がありました。
 
小林:それはいい出会いがありましたね。

中村:今回お世話になった高橋さんが特に良かった点は、

・スピード感ある対応
・IT等への柔軟な対応
・能動的なレポーティング、コンサルティング能力

特に、3つ目の「レポーティングとコンサルティング力」には非常に助かっています。
 
小林:確かにそこは本来会計士さんにお願いしたい業務です。・・・あれ、プロフィールをみるとまだ20代ですか!ますますすごいですね。
でも今回のような仕組みや体制は、ITに強い中村さんだから構築できたようにも見えます。ITに詳しくないと敷居が高いような気がしますが・・・
中村:まったく難しくありませんよ。
PCにインストールしてある会計ソフトがクラウドになっただけです。むしろハードルが高いのはITではなく会計全般の知識の方なのではないでしょうか?
 
小林:あ、耳が痛い。
「クラウド会計」で、個人事業主・ICにとって、特におすすめの点はなんでしょう?

中村:やはり個人では限界があるセキュリティの確保と、最低限の労力で必要な経営状況を把握できることです。

小林:そういえば仕事の会計だけでなく、個人の会計もクラウドを活用しているそうですね。

中村:会社の会計はfreee、プライベートの家計管理はmoney forwardを使用しています。

どちらも最大の特徴は、現状の資産管理が把握できたことがもっとも大きいです。特に家計管理はお金の向き合い方が劇的に変わり、お金も貯まり始めました。
小林:そうなんですか!今度そのあたりも聞かせてくださいね。

話者:中村貴彦(プロミッション/IC協会広報委員)、聞き手:小林利恵子(opnlab/IC協会常務理事)
 
 
■関連セミナー
開催日:11/5(水)
スピーカー:中村貴彦(プロミッション/IC協会広報委員)高橋 俊介高橋会計事務所・税理士)

2015年10月 8日 (木)

プロワーカーの「経営力」を高める会計の見える化(前半)

独立起業した人にとって、重要だけど後回しになってしまう「会計処理」。これがクラウドでかなり楽になり、経営的にも効果があるといいます。そこで、インディペンデント・コントラクター協会では、実際にクラウド会計を導入して効果を実感しているIC協会会員の中村貴彦さん(IC協会 広報委員)に、ICのためのお金の管理術セミナー「独立した人のためのクラウド会計とマイナンバー対応」(11/5)で、お話しをしていただきます。セミナー開催の前に、少しその概要を伺いました。
 
*** 
 
小林:中村さん、会計処理を効率化されたと前から話されていましたが、せっかくなので、この場で、じっくり効果のほどを教えていただけますか?
 
中村:自分で言うのもなんですが、すごいですよ。
 
費用的には半分です。以前は、経理のアルバイトと会計事務所に支払うコストに年間45〜50万円程度かけていました。ところが、2年前にクラウドサービスを導入し、2015年に会計事務所を変更した結果、25万円になったんです。
 
小林:うわ、半分ですか。

中村:でもさらに効果を感じているのは「時間」です。

特に決算期。自分自身が事務処理に費やす時間が劇的に減りましたね。使っているクラウド会計サービスは、取り込んだデータを自動的に仕訳してくれます。これ、かなり強力で、数年前に比べて工数は40%程度になったと思いますね。
 
小林:コスト削減も魅力的ですが、もっと「攻め」な効果もあったようですね。

中村:経営数字の見える化です。これがもっとも重要です。

かなり精緻な数字でリアルタイムに経営状況と収支が管理できるようになりました。もともと収支レベルの予測は立てていました。今では財務会計レベルで予測を立てられるようになったのです。

クラウドを通じてリアルタイムに会計士の方と情報を共有し必要に応じて、勘定科目が適切か等をチェックしてもらうことが可能です。

また、非常に便利なのが領収書やクレジットカード等経費明細の自動取り込みです。自分で仕分けする雑務をなくすことができたのは大きいですね。
 
小林:ただ、クラウドサービスにセキュリティの不安を感じる人もいらっしゃいますよね。

中村:自分のPCで会計ソフトを使用する場合にも「データ喪失、ハッキング」などリスクはあります。
むしろ個人(特にITリテラシーが高くない人)が自身でセキュリティーやバックアップに手をかけるのは、知識的な限界があります。

一方で、専門性の高い企業が堅牢なデータセンターで運用管理するクラウドの方がセキュリティーは高いと私は考えています。
 
話者:中村貴彦(プロミッション/IC協会 広報委員)、聞き手:小林利恵子(opnlab/IC協会 常務理事)
 
 
 
■ICのためのお金の管理術セミナー(11/5 18:00-20:00)

「独立した人のためのクラウド会計とマイナンバー対応」
 スピーカー:中村貴彦(プロミッション 代表)、高橋俊介(税理士)、中畑慎博(中小企業診断士)
 
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2015年9月15日 (火)

人づきあい・人脈について熱く語った関西の夜

こんにちは。理事の小林です。IC協会に入会して早5年。関西IC協会の集まりに初めて参加してきました。
毎月セミナーを開催している東京に比べ、関西は暑気払いと忘年会の飲み会のみという劣悪な(?)環境にもかかわらず、会員数がほとんど変わりません。その強い絆で結ばれている関西ICメンバーはどんな人たちなのか、とても楽しみにしていました。会場に入ったとたん、東京のIC協会かと思うくらいまったく違和感なく暖かく迎えていただきました。
 
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実は2015年は、関西も交流する回数を増やすということで年5回、トークライブを開催しています。誰かが講演するという形ではなく、ひとつのテーマについていろいろな角度から、参加者全員が自由にトークをするというスタイルのイベントです。

今回のテーマは「人付き合い、人間関係」
その中でも、さらに細かいトピックについて語り合います「人脈づくり、飲み会、上下を横、仲間、敬語、元いた会社、コミュニケーションツール、などなど」
 
トークライブでは、関西IC協会の理事である五十右さん(オフィスアイエムジー)が、クリス・ペプラーかと思うような美声で進行をしていきました。

会場を提供してくださっているIC協会会員の社会人力開発センター 安川さんが各テーマの呼び水的な話題をふり、理事の久保さんが盛り上げます。ICになって家にいる時間が増え、付き合いの飲みは減り、会いたい人と食事に行くようになったというのは、共通の意見。

興味深かったのは、まきのまきさんの「コミュニケーションツール」の活用。

ICという立場も大切にしつつ、開発の会社も経営しているまきのさん。開発は全国にいる5人のメンバーと、ITツールを活用してコミュニケーションをとります。電話は一切無し。このため、採用に肝心なのは「文章力」。対面のコミュニケーション力は必要ない、と言い切ります。
 
・課題が何か
・どのような状況か
・解決したことは何か
 
などなど、遠隔地の人とやりとりするからこそ、わかりやすい文章を書ける人のほうが仕事がしやすいといいます。
関西の集まりには必ず参加する会員の明浄さんや、以前東京のIC協会セミナーに参加し、8月からIC協会の関西メンバーに加わった林さんも人脈づくりについての気付きや心がけていることなどを共有しました。
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今回はIC協会会員以外の方も2名参加し、終了後は、全員でサルバトーレで冷えたスパークリングで乾杯。おいしいピザやパスタを堪能しながら会話を楽しみました。
当日の様子は「動かない動画」で音声を聞くことができます。
 
(おまけ) 
実は、トークライブの前の時間に、久保さん牧野さんとハグルマ封筒さんへ大人の工場見学に行ってきました。設立95年の会社ですが、革新的な組織、洗練された工場とオフィスを見せていただき、刺激を受けました。
Fullsizerender

2015年3月20日 (金)

3月月例セミナー 自分史

11059202_1047819635235081_1633244_33月のセミナーは、ジュディプレスの高橋厚人さんを招いて、昨今の自分史ムーブメントの背景や今後の動向について語っていただきました。


高橋さんは、私のリクルート時代の同期で、もう30年もの付き合いになります。

「大切な人に大切なことを語り継ぐ。」 とても考えさせられるテーマでした。

それに、「自分史の時代がやってきた」のではなく、11070093_889605604435007_8321230317

高橋厚人さんの想いや志が自分史の時代を創ったんだなぁと実感。

私たちインディペンデント・コントラクターも、想いや志を持ち続けることが大事。 原点に気付かされるセミナーでもありました。


そして、その後の懇親会。Dsc_0120_2


IC協会会員と自分史活用推進協議会の方々とで、これからの夢について大いに語り合いました。

盛り上がりすぎ・・・(笑)

事務局長 岩松祥典

2013年10月23日 (水)

企業と個人のマーケティング、ブランディングは違うのか?

IC協会の10月セミナーは「企業のブランディング・ICのマーケティング」〜理論と体験、いくつかの示唆〜をテーマに山本直人さんにお話いただきました。

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博報堂を経て独立し、大企業のマーケティング戦略や製品開発のコンサルタントとして活躍する山本さん。

著書も多く、業界では大御所と理事長の田代さんや理事の齋藤さんが話されていたのを暑気払いで聞き、そんな方がIC協会のメンバーであるなら、ぜひその知見を共有していただきたい!と企画したのが今回のセミナーでした。

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2013年9月 9日 (月)

【セミナーレポート】プロフェッショナルたちの健康管理とダイエット

9月2日のIC協会セミナーは、

当協会会員で健康・医療・介護専門コンサルタントの荒尾裕子さんに

「プロフェッショナルたちの健康管理とダイエット」

ということでお話をしていただきました。


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休職制度のないICにとって、健康を損ねることほど大きなリスクはないでしょう。

実際、健康でさえあれば、どんな困難にも立ち向かえます。

会員の皆さんに、健康に対する不安を解消し、将来に向けて

きちんと準備しておいていただきたいという想いから当セミナーを企画しました。

自分自身が商売道具であるICは見た目も大事です。

健康そうに見えることはビジネスにもプラスになることでしょう。

ダイエットの重要性は言うまでもありません。


今回のセミナーでは、健診データに基づく具体的な健康管理の手法だけでなく、

ダイエットについてもお話をしていただきました。

» 続きを読む

2013年7月26日 (金)

【開催報告】2013年7月セミナー「IC独立10年の節目」

 7月23日(火)に青山クラブハウス会議室でIC協会7月の定例セミナーが開催されました。

 今回のテーマは「IC独立10年の節目」です。

 2003年に設立されたIC協会はおかげさまで今年10周年を迎えました。 

 現在の理事のメンバーの中にも、IC協会の設立とちょうど同じころに独立したものが多く、昨年から今年にかけて5人の理事(久保、岩松、中村、藤井、齊藤)が独立10年目を迎えています。

 ということで、協会設立10周年の節目にちょうど独立10年となる5人の共通項や教訓を参加者のみなさんと共有する目的でワークショップ形式のセミナーとさせていただいました。

 最初のグループディスカッションでは、自己紹介を経て独立当時の仕事や受注先、最初の収入のピークがいつごろ来たのかを共有しました。

 退職先が最初のクライアントになってくれたり、前職の取引先関係の方々がお客さんになってくれたりするケースがほとんどです。やはり前職でしっかり仕事で結果を出して、評価をされていたことがスムーズな独立の第一歩と言えそうです。

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 ワークショップの間に久保専務理事、中村理事のプレゼンテーションを行いました。

 久保理事は ICがひとりで仕事をこなす自分のキャパシティの限界について触れ、ひとりで対応できない時のことについての問題提起を投げかけました。また、自分が動かなくても収入を生むアプリ開発の取り組みなどの話をされました。

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 中村理事は 起業3年目での売上の落ち込みが転機となって、仕事のポートフォリオを見直したこと、異業種のパートナーと組むことで仕事に化学反応を生むこと、複数のICを組織して大きな案件に取り組みこと、高い目標を掲げること、取引先ごとのPL(損益計算書)を常に眺めることの重要性、それにより目標の着地がコントロールできることを強調しました。

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 次に4理事への事前ヒアリングと自身の教訓の共通項をまとめたものを齊藤が発表しました。

○仕事には3年くらいの周期(完結、卒業、お互いのマンネリ化など)があることを自覚して、既存の仕事に依存し過ぎないこと

○そのため自分は3年後にどんな仕事をしていたいか、どんなキーワードで紹介されたいか?を意識して将来にむけて切り口を変えた仕事の種まきをする必要があること。

○1社の取引先に依存し過ぎず、売上構成比をコントロールし、一方で、常に新規開拓ができるように自分に一定のキャパを作っておくこと。

がポイントです。

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 3人の話を聞いた後の最後のグループワークで各グループから出た意見は次の通りです。

 ○ ICは「プロダクト」である。3年ごとに転機があるのは、マーケティングのライフサイクル(導入、成長、成熟、衰退)に似ている。

 ○ 利益が出た時の自制も大事

 ○ 10年を振り返って実績やスキルの棚卸しをすることは重要である

 ○ 数字を意識してみていると変わるというのは本当だ(目標をしっかり設定するとそれを達成する確立が高まる)

 ○ ICは売上げだけでなく、人生の充実・クオリティを表す数字(睡眠時間=健康など)をみるのも大事では?

という意見も出ました。

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 実力で独立し、順調なスタートを切ったICでもいつまでも順風満帆というわけには行かないのが現実です。

 ICも企業と同じように、いつでも時代の変化、市場環境、クライアントの成長に合わせて自分を磨き続け、時代の先を読んだ種まきが常に必要なことを共有できた2時間だったのではないでしょうか?

 セミナーの後は青山の銀座ライオンで行われた恒例暑気払いでのどを潤し、3年後の自分について各人が発表しました。

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2013年5月25日 (土)

【セミナーレポート】不可能を可能にする男の技量と価値観

5月20日のIC協会セミナーは、初代理事長の秋山さんが「ゴルゴ13というIC」について考える、ということで「不可能を可能にする男の技量と価値観」をテーマに解説しました。

Akiyama


全巻を読み直した秋山さんがゴルゴ13とICに共通する特徴を「13項目」に整理しました。いずれも、うなずくものばかり。

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«【レポート】案件受注に直結する、ICのための夢を叶える提案書のつくり方

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