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2005年9月

2005年9月30日 (金)

思いを言葉にする

昨日、研修の打ち合わせを兼ねて、あるインディペンデント・コントラクターの女性と昼食をしていました。

打ち合わせ後の雑談で、独立して2年目を迎えて、ひとつ気付きがあったということを聞きました。
それは何かというと、「思いを言葉にすることが、どれだけ重要かということ」です。

彼女は独立当初、「稼ぐ金額は、生活できればいい」と思って始めたようですが、結局初年度は、サラリーマン時代の3分の1程度の金額にしかならなかったらしいのです。
しかし、他のICがどれほど儲けているのかの実態を聞いたり、サラリーマン時代の生活レベルを思い出しているうちに、これじゃあマズイと一念発起。
今年はもう少し増やして、700万を稼ぐことを目指し、そして何とか達成できそうな目処がついたとのこと。

初年度との違いは、目標を明確にしただけでなく、ご自身のダイヤリーに「今年は700万を稼ぐ」と記されていたこと。
それが一番大きかったと彼女は言っていました。

「手帳に書いてあるので、いつも意識することができました。
そして、ビックリしたことは、案件が途切れそうなときに限って、
必ずといっていいほど新たな案件相談が来るようになったんです!
成功ノウハウの本などに、『思いを言葉にして、貼りだしておく』ことを
たいがい薦めていますが、本当にそうなんですよね・・・。」

来期は、サラリーマン時代の年収に戻す目標を立てられているようです。

人は、「思う」だけでなく、「口に出す」。
「口に出す」だけでなく、「言葉に書き出す」。
「言葉に書き出す」だけでなく、「目に見えるところに貼っておく」。
そうすると、実現の可能性が極めて高くなる。

・・・ということなんでしょうね。

岩松祥典

2005年9月22日 (木)

政治家とIC

少し話題は古いですが、衆議院の総選挙は小泉自民党の圧勝に終わりましたね。

という話は、さておき。
先日、知人(ICではない方)との雑談の中で、その選挙がらみの話題から

「いつ仕事が無くなるかわからないという意味では、政治家もICも一緒だよね。」
ということを言われました。

その時は、その知人も何気なく言った言葉でしたし、それについて
話が深まるということも無く、話題は別の方向へ行きました。
ただ、私としては少し違和感があったので、後から

「政治家とICの共通点と違い」

について考えてみました。

以下はICを具体的な分野に関係なく、
「会社に属さず個人で仕事をするプロワーカー」
という視点で見て、
「政治家という職業」と比較した場合の私の勝手な解釈です。
もちろん、政治家の方にもいろいろなバックボーンをもっている方がいらっしゃるので(たとえば、会社経営をしながらとか、医者や弁護士だったりとか)一概には言えませんがご容赦ください。

●政治家とICの共通点

 1.身体が資本である。(自分が倒れたら仕事にならない)
 2.いつ仕事が無くなるかわからない。
   (政治家は選挙に落ちたら、ICは契約が無くなれば)
 3.定年が無く、いつまでも仕事ができる。(お客様、有権者が許せば)

●政治家とICの相違点

 1.政治家には党内抗争があるが、ICは社内権力闘争や社内力学に
   パワーを使う必要が無い。
 2.政治家は周囲に自分の時間をコントロールされるが、ICは
   自分で自分の時間をコントロールできる。
 (国会議員の方なんか見てると、ほんとに大変だなと思います。)
 3.ICの仕事は政治家の仕事(法案作成など)に比べて短期間で
   成果が見えやすい。
 4.年金制度などの仕組みでは、政治家のほうが恵まれている。

こんな比較をすることにあまり意味は無いのですが、私としては自分で考えながら

「ICという働き方はやっぱりいいなあ。」と勝手ににんまりしていました。

まあ、今後ICとして働く人が増えてくると信じている私としては、年金制度などはもう少し個人事業主のことも考慮した制度に変えていっていただきたいと思いますが。

五十右信啓

2005年9月19日 (月)

運がいい!!

インディペンデント・コントラクターとして独立2年の後輩とお茶をしました。

彼は自分のことを、とても運が良かったと言っています。サラリーマン時代のキャリアであったり、築き上げた人脈であったり、独立の経緯であったり、独立後の案件の舞い込み方であったり、トラブル時の解決内容であったり・・・。すべてが、「運が良かった」とのこと。

しかし、よくよく詳細を聞くと、彼自身の人望や能力に起因する内容のものや決して「運がいい」とは言えないような事象などもありました。でも、それらを総じて、心から「運が良かった!」と考えているようでした。

そういえば、活躍されているICは概して、様々な出来事に対して「運がいい!」と捉える方が多いような気がします。

つい先日購入したサザンオールスターズのDVD(随分、古いDVDですが)の中で、桑田佳祐氏もこのようなことを言っていました。
「サザンというバンドは、とても『運の良い』バンドだった」

上手くいったときに、自分の能力だと過信せず、「運がいい」と受け止める姿勢。
上手くいかないときにも、その結果や学びに対して「運がいい」と思考を切り換える姿勢。

前向きに考えることとは、案外そういうものなのかもしれません。

岩松祥典

2005年9月13日 (火)

七つの習慣

成功者と言われる人たちの考え方や行動の習慣を取材して、共通する特性をまとめたものが、かの名著「七つの習慣」です。私も会社を設立して間もない頃にこの本に出会い、大いに影響されました。
私の仕事は人材斡旋業ですので、日々多くのビジネスマンにお会いします。「人生の成功者」ではないですが、仕事のできる人にはやはり共通項があるように思います。

 つい先日も、ほぼ同時に別案件で2人のICにそれぞれ別の会社社長を紹介することがありました。
仮にAさん、Bさん、としましょう。ご紹介に際してはお2人にはとても感謝していただき、お話の内容や感想などの報告を頂きました。

ここまでは2人とも同じなのですが、Aさんはそれっきり連絡がありませんでした。
一方、Bさんは、「今日、また社長と打ちあわせをしました」。とか「今度、簡単な提案書を出します」。とか進展の中間報告が次々と入ってきました。
案件を紹介した私としては、「Bさんはちゃんと対応してくれるんだろうか・・」などと不安になるものですが、逐一報告してもらうことで、「ちゃーんとやってくれてるんだな」ととりあえずは安心します。結局、Bさんは受注され、すでにコンサルティングを開始されています。
Aさんからは連絡がなかったので、紹介した会社の社長にお聞きしたところ、こちらも仕事を契約されて開始されているそうです。

結局おふたり共仕事を受注され、また紹介した会社にもお役に立てているので、結果オーライなのですが、今度また依頼があったらBさんには確実に声をかけさせていただきますが、Aさんには声をかけさせて頂かないような気がします。
紹介者も依頼主からの信頼に応えなければなりません。ゆえに紹介した後もとても心配なのです。
そんな紹介者の気持ちを理解して、進捗の中間報告を入れる。大して手間のかかることではないのですが、これができる人と出来ない人の差は大きいですね。
私がいままでお会いした「この人、仕事できるなぁ」という人は決まってこの「中間報告」がとてもお上手です。

私の仕事も色んな方々からの紹介で成り立っていますので、私自身もBさんのようにありたいと思った次第です。。みなさんも、ですよね。

丸山 貴宏

2005年9月 7日 (水)

経営者の気持ち

現在インディペンデント・コントラクターとして活躍している、長い付き合いの友人がいます。

彼はサラリーマン時代、とてもスゴイ営業マンであり、優秀な営業マネージャーでした。特にどんな点で凄かったかというと、オーナー経営者との商談場面です。経営者の気持ちがよく理解でき、たった一度の商談でも先方の気持ちをぐっと強く掴み、強い信頼を得ていました。その頃、はたで見ていてた私は、とても羨ましく思っていました。

ところが、先日、彼と飲んでいたときのこと。

「あの頃は、経営者の気持ちがわかっていたつもりだった。企業としての成長段階や市場環境を想定して、経営者の悩みがある程度予測できていた気になっていたんだと思う。
でも、あるとき、一人の経営者と商談をしたときの言葉がショックだった。

『君の提案は、頭で理解してくれてるけど、心でわかってくれていない』

それがキッカケで、もっと経営に近い立場を経験したくて関連会社への出向を異動申告して、経営者の立場を理解しようとしたんだ。でも結局は、独立した今になって、はじめて『経営者の本当の気持ち』がわかるようになったと思うよ・・・。」

彼にそのような経験や想いがあったのだとちょっと意外でした。
一方で、独立した今になって、経営者の本当の気持ちがわかるという感覚も非常にわかります!

私自身、ICとして独立してからのほうが経営者の方々との商談が楽しく充実してきました。一国一条の主である自負があったり、対等に商談できるという面もあるかもしれません。

でもそれよりも、規模や業種の違いはあれ、経営者が抱える悩みは同じ経営者としての立場を持つ者(たとえICであっても)が一番よくわかる。経営者が発する言葉の意図や背景、日々での葛藤場面・・・。
これらが実感をもってわかり始めたからこそ、経営者と会った時に、おおいに共感したり、視点の切り替えをアドバイスできたり、元気になってもらったりできるようになったのだと思います。

経営者の気持ちがわかることがお客様にとっての価値のひとつになっていることを、私たちインディペンデント・コントラクターは意識しておきたいものです。

岩松祥典


2005年9月 4日 (日)

節目

この8月9月で、私のお客様が相次いで「節目」を迎えられました。

あるお客様はJASDAQへの新規上場承認が決定し、またあるお客様は東証1部への昇格を果たされました。
ほかにも、創業10周年を迎えられたお客様、初の海外展開が決定されたお客様、社員数大幅増加のためオフィス拡張移転をされたお客様など、時期を同じくしてそれぞれの「節目」を迎えられました。

私たちインディペンデント・コントラクターにとっても、いくつかの節目があるように思います。
1年後、こうありたい!とか、今期の設定目標の達成などのように、自ら事前に計画をしていたことの成果による節目というものは当然あります。
その一方で、事業の進捗によって節目となりうる葛藤場面に直面することも多々あります。そして、その時々で各場面に真剣に向き合って、自分として腹をくくる決断をして邁進することで、これが大きな節目となっていくように思います。

例えば・・・。

◆案件増加にともなって、自分ひとりでは対応しきれないとき。
 → 社員を雇う選択をするのか、他のICと協働して事業を
    進めていく形態をとるのか、その案件を断るのか?

◆自宅オフィスであることに、効率の悪さを感じ始めたとき。
 → オフィスを構えることにするのか、もしくはレンタルオフィスや
    知人企業での間借りをしていくのか?

◆契約の際、法人格をもっていることを条件と言われたとき。
 → 個人事業主から法人に変更するかどうか?
    ※このようなケースによって法人にされたICは沢山います!

◆お客様から、社員にならないかと口説かれたとき。
 → 業務内容と他顧客との関係性を考えた上で、社員という立場に
    戻るかどうか? 社員にならないのであれば、どうそれを伝えるか?
    ※このような元ICの方も数多くいらっしゃいます!

◆自らの生業領域とは少し相違する案件と出会ったとき。
 → 生業領域を広げたり変更したりしていくことを是とするのか?
    はたまた、自分の知り合いを紹介するのみに留めるのか?

◆案件が少なくて、事業が上手く立ち行かないとき。
 → ICとしての生き方をこのまま続けるのか?
    もしくは、ICとしての生業領域を変更するのか?
    一方で、自分を勇気付ける方法をどのように学ぶのか?

◆契約以外の案件を、お客様から無償でお願いされたとき。
 → あくまで別フェイズでの契約であると主張するのか?
    今回のみ無償でお手伝いすることを是とするのか?

◆自分自身の健康を害してしまったとき。
 → しばらく生活するための算段をどのようにするのか?
    どのように日常の生活/仕事のバランスを取っていくのか?
    ※本当は病気で倒れてからでは遅いのですが・・・。

大きなことから小さなことまで、まだまだ節目になるであろう葛藤場面は沢山あると思います。

そのときに重要なこと!
①このような葛藤場面がいつか訪れてくることを、予め想定しておくこと。
②いずれにしても決断するのは自分であり、その決断に後悔しないこと。
③仮に失敗しても、その決断から学んだことを、次に必ず活かすこと。

インディペンデント・コントラクターは、経営者でもあるわけです。
沢山の節目で自分の納得いく判断・行動を経験することで、強い竹のような生き方をしていきたいものです!

※それにしても、お客様へのお祝いの花代などで出費の多い2ヶ月でした。

岩松祥典

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