« 節目 | トップページ | 七つの習慣 »

2005年9月 7日 (水)

経営者の気持ち

現在インディペンデント・コントラクターとして活躍している、長い付き合いの友人がいます。

彼はサラリーマン時代、とてもスゴイ営業マンであり、優秀な営業マネージャーでした。特にどんな点で凄かったかというと、オーナー経営者との商談場面です。経営者の気持ちがよく理解でき、たった一度の商談でも先方の気持ちをぐっと強く掴み、強い信頼を得ていました。その頃、はたで見ていてた私は、とても羨ましく思っていました。

ところが、先日、彼と飲んでいたときのこと。

「あの頃は、経営者の気持ちがわかっていたつもりだった。企業としての成長段階や市場環境を想定して、経営者の悩みがある程度予測できていた気になっていたんだと思う。
でも、あるとき、一人の経営者と商談をしたときの言葉がショックだった。

『君の提案は、頭で理解してくれてるけど、心でわかってくれていない』

それがキッカケで、もっと経営に近い立場を経験したくて関連会社への出向を異動申告して、経営者の立場を理解しようとしたんだ。でも結局は、独立した今になって、はじめて『経営者の本当の気持ち』がわかるようになったと思うよ・・・。」

彼にそのような経験や想いがあったのだとちょっと意外でした。
一方で、独立した今になって、経営者の本当の気持ちがわかるという感覚も非常にわかります!

私自身、ICとして独立してからのほうが経営者の方々との商談が楽しく充実してきました。一国一条の主である自負があったり、対等に商談できるという面もあるかもしれません。

でもそれよりも、規模や業種の違いはあれ、経営者が抱える悩みは同じ経営者としての立場を持つ者(たとえICであっても)が一番よくわかる。経営者が発する言葉の意図や背景、日々での葛藤場面・・・。
これらが実感をもってわかり始めたからこそ、経営者と会った時に、おおいに共感したり、視点の切り替えをアドバイスできたり、元気になってもらったりできるようになったのだと思います。

経営者の気持ちがわかることがお客様にとっての価値のひとつになっていることを、私たちインディペンデント・コントラクターは意識しておきたいものです。

岩松祥典


« 節目 | トップページ | 七つの習慣 »

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 経営者の気持ち:

« 節目 | トップページ | 七つの習慣 »

フォト
無料ブログはココログ
2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30