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2006年3月14日 (火)

コンサルと業務請負のバランス

インディペンデント・コントラクターの案件形態には、コンサルティング型の案件と業務請負型の案件があります。

コンサルティングの究極は、アドバイザリー・顧問など。概して、報酬(稼働時間に比して)が高いとされています。
一方で、業務請負は自ら手(行動)を動かしながら行なうもの。実務を行なうので、スキルが陳腐化しづらいとされています。

ICとして独立を決意された方のなかには、コンサルのほうが上のように思われている方がいらっしゃいます。
「いやいや、私なんて、コンサルティングなどおこがましくて・・・。請負ですよ。」
そんなとき、私はいつもこう言います。
「コンサルが上とは思っていませんよ。」

これほどニーズ変化や技術進化の激しい中において、成果を出せる実務が出来ることは大きな価値であって、お客様にとって非常にありがたい存在です。ましてや、実務を知らないでコンサルティングなど出来ない環境の変化だと思います。

つい最近、あるICの方がこのようなことをおっしゃっていました。

「コンサルばかりでなく、実際の請負案件をやっていて、本当に良かった。自分が最近経験したことをリアリティをもって語れるし、先方の目線での話しができる。請負で得たことが、コンサルティングの場面で大いに役に立って、説得性が高くなる。」

本当にそう思います。

一方で、稼げる報酬を算段した際には、コンサルティングの案件を持つことは有効です。

いや、金額だけでなく、自らのノウハウをフレーム化しておく力量、お客様の意識合わせをするための会議ファシリテーション力、短時間で価値を感じてもらうための方法論、専門領域以外の広い知識・情報量・引き出しの多さなど、必要とされるものが沢山あります。
つまり、コンサル案件をやってみると、習得できるものが多いのです。

請負とは違った意味での価値というものが存在していると考えます。

私たちICは、つねに自分の価値を認識しながら、高めていくことが大事。

請負型の案件とコンサル型の案件、バランスをとりながら、双方進めていきたいものです。
※ちなみに、私は現在は、請負7:コンサル3の比率です!

岩松祥典

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