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2006年12月24日 (日)

クリスマス

クリスマスシーズンになると思い出す話があります。

すでに3年以上も前に聞いた話ですが、ある企業の新卒採用活動で出会った女子学生から聞いた実話です。
その企業のセミナーでは、顧客満足を考えるために、「これまで受けたサービスで、一番嬉しかった体験」と「一番腹が立った体験」を共有するワークショップをしています。

その中で出てきた話で、「自分が嬉しかった体験ではないのですが・・・」と言って、そのエピソードを彼女はポツリポツリと紹介してくれました。

クリスマスイブの夕方、クリスマスケーキを買いに出かけた彼女は、想像以上に混雑する店先で並んでいたそうです。
帰りを急ぎながらもケーキを買おうとする人々の群れ、長蛇の列、バタバタとした店員たちの忙しそうな表情。
イライラする気持ちを抑えながら、彼女は待っていたそうです。

3つ前の順番には、要領を得ない様子ながら列に並んでいた老人がいました。
みんなが、ホールのクリスマスケーキや沢山のケーキセットをお土産に買っていく中、やっとその老人の順番になり、店員に尋ねました。
「ショートケーキ、ひとつだけなんだけど、いいですかね?」

その言葉を聞いて、後ろに並んでいた彼女は、「え~っ!たった一つしか買わないの!!こんなに混んでいるんだから、ほかで買えばいいのに、もぅっ!!」と、イライラが怒りに変わってしまいそうだったと言います。

そう思いながら、ふと店員を見ました。
すると、忙しそうな表情だった女性スタッフの一人が、ニッコリ笑って
「もちろんですよ。良いクリスマスにしてくださいね。」
と丁寧に優しく対応していました。

ご老人は、すごくすごく嬉しそうにうなづいていたそうです。

その姿を見て、さっきまで怒りを覚えていた自分が、なんて小さい人間なんだと恥ずかしくなった・・・。
自分を恥じたと・・・。そして、そのスタッフの仕事を何と素晴らしい仕事かと思ったと・・・。

そんなエピソードでした。

私たちインディペンデント・コントラクターも、お客様にとっての幸せを自分たちの価値観だけで考えるのではなく、それぞれの幸せを届けられるプロフェッショナルであり続けたいと思う、クリスマスのエピソードです。

岩松祥典

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